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保護猫を家族に迎えました

私は幼い頃からずっと犬や猫が家族にいる環境で暮らしてきました。犬猫を飼っていない時期は記憶にありません。近所で子犬が産まれたとなれば、誰に相談することもなく貰いに行ってしまうような母親ですから、子供だった私が学校帰りに子猫を拾って帰ってきても𠮟られることはありませんでした。

 

そんな私ですが、昨年10月に愛猫チィちゃん、翌年3月に愛犬ブリを見送ったあとは、犬も猫もいない生活を送っていました。ペットロスというわけではないけれど・・・チィちゃんやブリに悪いというわけではないけれど・・・まぁお世話がないのは楽だし・・・なんて、自分を納得させようとしてみたり。

 

ある日、両親、姉家族と食事をした後、「これからどうする?」という話になりました。大人たちが「買い物?」「カフェ?」と言う中で、姪のマーコが「猫の譲渡会に行こう!!」と言い出しました。マーコはサクサクとスマホで検索し、近場でその日に開催されている譲渡会を見つけ出しました。

「まぁ、行ってみるか・・・」家族はみんな猫が好きなので「見るだけだよ。」なんて言い合いながら譲渡会会場へ向かいました。

 

譲渡会会場には大人の猫から子猫までたくさんの猫が待っていました。ボランティアの方々が猫たちのずっとのお家を探して一生懸命に猫たちの紹介をしていました。

「抱っこしてみませんか?」と私にも声をかけてくれました。黒白のトラ模様の子猫を抱っこしました。

 

子猫を両手に預かり、胸に抱えたその瞬間、涙が溢れてしまいました。

 

「来てくれたんだね。」愛おしさと、私の元にまた猫が来てくれた喜びとでいっぱいでした。

次に、この子の兄弟猫である茶トラの子猫を抱っこしました。

「うちの子になってくれない?」思わず口から出てしまいました。何ヶ月もの間、踏み出せずにいたのに、すっかり心奪われてしまい、迷いは全くありませんでした。

 

こうして2匹の保護猫と出会い、私たちは家族になりました。

あの日、姪のマーコが譲渡会に誘ってくれなかったら、私は2匹に出会えていません。

私の背中を押してくれたマーコに2匹の名付け親になってもらいました。

黒白の「胡麻(ごま)」と茶トラの「麦(むぎ)」です。

 

私に出会うまでの2匹の命を守ってくれた保護団体の皆様にも心から感謝を申し上げます。

 

2匹の成長は今後もこのブログでご紹介させて頂きます。

たくさんの保護猫、保護犬がずっとのお家を探しています。小さな小さな命ですが、大事な大事な命です。犬や猫を飼うということは手間もお金もかかります。それでもたくさんの愛情と幸せをもたらしてくれます。かけがえのない家族になってくれます。

ペットを考えている方、まずは保護犬や保護猫から会ってみませんか??