少し前の話になりますが、愛猫の胡麻と麦の去勢手術をしました。
2匹は完全に室内飼いなのでメス猫と出会うこともなく、さらには2匹ともオス猫なので自宅で子猫が産まれてしまうという心配はありません。
繁殖の心配はありませんが、去勢のメリットを優先し手術を受けました。
去勢のメリットは、
・メス猫を探して家から脱走しようとする衝動が抑えられる
・万が一の脱走してしまった場合の事故や感染症の予防ができる
・におい付けの尿スプレーをしにくくなる
・攻撃的な行動が減り、穏やかな甘えん坊になる傾向がある
そして何より、
・不幸ないのちを増やさない
胡麻と麦も保護猫です。2匹は保護猫のボランティア団体様のおかげで“ずっとのお家”が見つかりましたが、そうではない結末を迎える犬や猫もいます。
犬猫の殺処分数は年々減少しているものの、2021年は14,457頭の犬猫が不幸な最期を迎えています。
(環境省統計資料「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」より)
去勢手術にはデメリットもあります。
・手術に伴うリスク(オスの場合、回復手術ではないので比較的リスクは低いようですが、麻酔をかけることになるので万が一のことはあるようです)
・太りやすくなる、肥満に伴う病気のリスク
私の場合ですが、手術に伴うリスクは事前に獣医の先生から説明を受け、また、先代の愛猫からずっとお世話になっている信頼できる先生にお任せしました。
かかりつけの動物病院がない場合は、ワクチンや健康診断などでいくつか行ってみるのもいいかもしれません。比較的リスクが低いとはいえ、大事な子ですから信頼できる先生にお任せしたいものです。
私がこの獣医の先生を信頼している理由は
・病状や健康状態についてしっかりと説明してくれる
・愛猫へ負担も考慮し、最善の治療を提案してくれる
・愛猫だけでなく飼い主の気持ちのケアもしてくれる
そして何より、
・愛猫を可愛いがってくれる
不幸ないのちを増やさないために、猫を飼うならまずは保護猫から検討してみてはいかがでしょうか?
そして、猫を迎えた場合、愛猫の健康と幸せのために信頼できる獣医師を探してみることをおすすめします。
胡麻と麦の去勢手術は無事に終わりました。
病院によるようですが、胡麻と麦は入院はなくその日のうちに帰宅しました。当日はエリザベスカラーを嫌がり大暴れで大変でしたが、翌日には慣れて、まるでエリザベスカラーも体の一部かのように普段通りに過ごしていました。
胡麻麦おつかれさま~💛